UGG(アグ)ムートンブーツ!本物、偽物の水掛け論

 

UGG(アグ)についての本物偽物かについての
水掛け論。

よく、

「本物と偽物の「UGG(アグ)」ブーツを
見分けるにはどうすればいいのでしょうか?」

ということについて様々な媒体で質問されている
様子を見かけます。

この本物か偽物かについてに限定したことであれば、
答えは単純明快で、余りにも価格が安すぎるものであれば
シープスキンを使用していない偽物ということが
言えるでしょう。

ただ、これはあくまでも「UGG」とは
シープスキンを使用している「ムートンブーツの総称」
ということを理解出来ている人のみに該当する
本物か偽物かについて判断基準として役立つことになります。

実際に「UGG(アグ)」という名称自体を
ブランド名と勘違いしたまま、
上述させて頂いたような疑問を持たれて
質問されている方が多いのが現状です。

そうした方は、まずその部分を把握されてから、
ブーツ選びを始めることが望ましいと思います。

そのような角度から見た場合、
現在世界に点在している「正規UGGメーカー」というのは、
規模の大小に関わらず80社あまり存在していますので、
実際にはこの部分だけを意識したブーツ選びをする場合に
おいては、安すぎなければ偽物を購入していしまうことは
少ないと言っていいでしょう。

しかし、巷で多く質問されている内容というのは、
おそらく殆どが「アメリカUGG」と「オーストラリアUGG」
というブランドに対しての本物か偽物かについての
水掛け論になっているものと思われます。

もっと突き詰めて言わせてもらいますと、
UGG Australia(アグ オーストラリア)」のみが
正規ブランドだという都市伝説に近い思い込みが
世間に蔓延って(はびこって)しまったために、
このメーカーだけが「UGG」の本物でその他は偽物である
という水掛け論になってしまっているところです。

さらにご丁寧にも、
「UGG Australia(アグ オーストラリア)」は、
「Australia」という名称がつけられてしまっているために、
「オーストラリア = 羊 = ムートン」
という解釈が多くの人達の間で勝手になされ、
このブーツを生産しているのは、
「Australia」だから本物だ???
という見当違いによる見解が広まってしまっています。

ところが、こちらのメーカーは、
1979年にオーストラリア人のブライアン・スミス氏という方が
米国で旗揚げした会社になります。

けっしてオーストラリアで旗揚げされた会社ではないんですね。

ただ、この時点ではまだ、現在の
「UGG Australia」という商標登録はされていませんでした。

その後急激にという感じではありませんでしたが
アメリカの中で徐々に広がりを見せることになります。

そして順調な成長を見せていたにも関わらず、
ブライアン・スミス氏はある時突然、
米国の巨大なフットウェアカンパニーである
デッカーズ社(Deckers Outdoor Co.)に自分の創立した会社を
売却してしまいます。

そこに至ってから初めて、
デッカーズ社がアメリカやヨーロッパで
現在の「UGG Australia」という商標登録をすることになります。

とここまで、色々書かせてもらってきましたが、
かなりの長文になってしまいましたので、
またいつか気が向いたら続きを書かせてもらいたいと
思っています。

本日は長文にお付き合いして頂けまして
誠にありがとうございました。

 






 

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